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発表 車載型視程計によって測定された道路における視程変動

作成年度 1992年度
論文名 車載型視程計によって測定された道路における視程変動
論文名(和訳) Variation in Visibility on Highway Measured by Vehicle-Mounted Sensor
論文副題
発表会 International Symposium on Snow Removal and Ice Contoral Technology(TRB(米国交通運輸研究委員会)除雪と雪氷対策技術に関する国際シンポジウム)
誌名(No./号数)
発表年月日 1992/09/13 ~ 1992/09/18
所属研究室/機関名 著者名(英名)
防災雪氷研究室石本 敬志(ISHIMOTO Keishi)
防災雪氷研究室福沢 義文(FUKUZAWA Yoshifumi)
道路部長竹内 政夫(TAKEUCHI Masao)
抄録
運転者の目から見た視程を測る目的で、車に登載可能な小型の視程計を開発し、道央自動車道札幌-深川間において、時速80kmで連続測定を行った。その結果、地形、植生、道路構造や附帯施設の変り目や、路面の雪の状態によって、最近高速道路で多発している多重衝突事故の誘因になっていると考えられる、視程の急変が観測された。特に、切土から盛土へ移る所では、吹雪時には1~2秒で視程が1000m以上から40m以下にまで低下するのが記録された。また、晴天晴にも追い越し車が舞上げる雪によって瞬間的なホワイトアウトが発生するのも見られた。この車載型視程計は、危険箇所の早期発見や将来の道路パトロールにも活用可能である。
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