作成年度 | 1992年度 |
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論文名 | TMDを用いた花畔大橋の風震動対策 |
論文名(和訳) | countermeasure against Wind-induced Vibrations with Tuned MassDamper on Bannaguro Bridge |
論文副題 | |
発表会 | Sino-Japan Workshop on Cable-Stayed Bridges(斜張橋に関する日中ワークショップ) |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1992/10/02 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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建設部道路建設課 | 熊谷 勝弘(KUMAGAI Katsuhiro) |
構造研究室 | 中野 修(NAKANO Osamu) |
構造研究室 | 西 弘明(NISHI Hiroaki) |
構造研究室 | 城野 忠幸(SHIRONO Tadayuki) |
抄録 |
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花畔大橋は主塔に独立1本柱を採用しているため、柱軸直角方向の振動に対してはケーブルの剛性寄与は期待できず、空力不安定振動を生ずることが多い。また架設地点の風環境は、桁に対しては耐風上有利であるが、主塔に対しては不利であり主塔の橋軸直角方向の不安定振動を起しやすい。この振動対策として塔頂内部にTMDを設置し、実橋において振動試験を行いその効果を確認した。この結果、固有振動数及び振動モードは理論値と一致しており、対数減衰率は仮定値0.01に対し、TMD固定の場合0.0169、TMD可能ダンパー2本で0.0259、大振幅で0.1344とかなり安全側の数値が得られ、改めてTMDの有効性が確認できた。 |
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