国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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発表 蒸発散と消費水量

作成年度 1992年度
論文名 蒸発散と消費水量
論文名(和訳)
論文副題
発表会 北海道土壌肥料懇話会シンポジウム
誌名(No./号数)
発表年月日 1992/12/03
所属研究室/機関名 著者名(英名)
土壌保全研究室小林 信也(KOBAYASHI Nobuya)
抄録
1983~1987年までの中札内での観測結果は以下である。日射量、Rn、ETおよびPEは6月に最大値を示し、秋に向って減少している。土壌水分の現象に伴って1Eは減少するが、Hでは増加する。ETとWLの比較では土壌が湿潤なときには、よく一致したが、土壌が乾燥してくるとWLがETを下回ることが多い。したがってテンシオメータのWLは過小評価される。[*]室内実験によると土壌水分現象に伴うETの変化は三段階に分けられる。第一段階はETがほとんど一定の恒率乾燥段階、第二段階では乾燥速度が含水率にほぼ比例して直線的に減少する。さらに第三段階になると乾燥速度の度合がゆるやかである。また、土壌中の水分移動も第一段階では液状水、第二および第三段階になると液状水の移動と水蒸気移動が起きているものと思われる。
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