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発表 サーマル・マッピングに見る路面温度と道路環境の関係について

作成年度 1992年度
論文名 サーマル・マッピングに見る路面温度と道路環境の関係について
論文名(和訳)
論文副題
発表会 日本雪工学会大会
誌名(No./号数)
発表年月日 1993/01/20 ~ 1993/01/21
所属研究室/機関名 著者名(英名)
防災雪氷研究室松澤 勝(MATSUZAWA Masaru)
防災雪氷研究室高橋 勝弘(TAKAHASHI Katsuhiro)
防災雪氷研究室加治屋 安彦(KAJIYA Yasuhiko)
抄録
路面凍結については、これまで特定地点の観測や観察に基づく検討が主として行われ、路線を線的にある程度長い区間にわたって検討することは少なかった。ヨーロッパで広く普及しつつあるサーマルマッピングは、路面の温度特性を線的に把握して、センサーの最適配置や潜在的に冷えやすい箇所の把握をしようとするもので、より実際的な路面凍結対策のアプローチである。[*]本報では、このサーマル・マッピングを初めて導入し、昨冬一般国道230号の中山峠で試験的に行なった状況を紹介するとともに、その結果から路面温度と道路環境の関係を概観し、トンネルや覆道、シェルター内の路面温度が周囲に比べて2~9℃高いこと、橋梁が周囲より1~2℃低いことなどを報告している。
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