国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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発表 北海道で最初に異形鉄筋を使用したコンクリート橋の物性値

作成年度 1992年度
論文名 北海道で最初に異形鉄筋を使用したコンクリート橋の物性値
論文名(和訳)
論文副題
発表会 土木学会北海道支部年次技術研究発表会
誌名(No./号数)
発表年月日 1993/02/08 ~ 1993/02/09
所属研究室/機関名 著者名(英名)
構造研究室西 弘明(NISHI Hiroaki)
構造研究室中野 修(NAKANO Osamu)
北海道大学角田 與史雄(KAKUDA Yoshio)
構造研究室山内 敏夫(YAMAUCHI Toshio)
抄録
北海道で最初に異形鉄筋を使用したコンクリート橋の富良野市地内を流れる布部大橋で調査した本橋の最大の特徴として、高強度異形鉄筋(SSD49)を北海道で最初に採用したことと、また、設計面ではせん断力を全てスターラップで受け持たせる考えを取り入れたことである。[*]1)コンクリートの物性値は、圧縮強度として217~252kg/cm2、静弾性係数は、1991~1992年調査で1.47~1.48kg/cm2を得た、中性化深さは2.00cmとなった。[*]2)鉄筋物性値として、化学成分、機械的性質を把握すると、現行のSD295A相当品であることを判明した。疲労試験結果は、9本の供試体で切断した供試体は7本で、応力範囲32kg/cm2で繰返し回数52,900回、17kg/cm2で1,253,800回、疲労限度として16.5kg/cm2が得られた。
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