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発表 改良山成造成畑土壌の微量要素含量

作成年度 1993年度
論文名 改良山成造成畑土壌の微量要素含量
論文名(和訳)
論文副題
発表会 日本土壌肥料学会
誌名(No./号数)
発表年月日 1993/04/02 ~ 1993/04/04
所属研究室/機関名 著者名(英名)
土壌保全研究室石渡 輝夫(ISHIWATA Teruo)
土壌保全研究室宍戸 信貞(SHISHIDO Nobusada)
抄録
母材(熔結凝灰岩、新期火山灰、火山砕屑物、第3紀海成層および集塊岩)の異なる5土壌の改良山成工造成畑において、可給態微量要素含量(Cu、Zn、Mn、BおよびMo)と母材および全成分組成との関連を検討した。1)可給態Cu、ZnおよびMn含量は上記の母材の順に多くなり、相互に1%水準で有意性があった。2)可給態Cu、ZnおよびMn含量は全Si含量と負、全AlおよびFe含量と正の相関があった。3)回帰式より、可給態Cu、ZnおよびMn含量の土壌診断基準値(Cu:、Zn:、Mn:)を充足するSiは61%、Alは24%、Feは7%であった。4)可給態BおよびMo含量にはこのような関係はなかった。5)熔結凝灰岩や新期火山灰などの火山砕屑物の既存の全分析データと上記の回帰式を用いることにより、可給態Cu、ZnおよびMn含量の過不足は予察可能と考えられた。
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