作成年度 | 1993年度 |
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論文名 | AFRPロッドで補強したRCスラブを用いた緩衝構造に関する実証実験 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | コンクリート工学年次大会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1993/06/23 ~ 1993/06/25 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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室蘭工業大学 | 岸 徳光(KISHI Norimitsu) |
三井建設(株) | 田村 富雄(TAMURA Tomio) |
構造研究室 | 中野 修(NAKANO Osamu) |
構造研究室 | 西 弘明(NISHI Hiroaki) |
抄録 |
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芯材に補強筋としてAFRPロッドを用いたRC版を用いる場合の三層緩衝構造の実構造への適用の信頼を高めることを目的とし、美幌覆道を用いた実証実験を行った。実験条件は、緩衝構造が敷砂(50cm)+RC版(20cm)+EPS材(50cm)の組合わせで、重鍾重量は3tf、落下高さは30cmである。本実験より得られたことは以下のとおりである。1)三層構造を用いた場合、伝達衝撃応力は2kgf/cm2程度の均等な分布となる。2)伝達衝撃力は重鍾衝撃力より20~30%小さくなる。3)敷砂単層90cm厚を用いた場合に比較して、伝達衝撃力、主波動継続時間との覆工の曲げモーメントを低減する方向に作用する。AFRPロッドを補強筋とする芯材RC床版を用いる三層構造は、異形鉄筋を用いる場合と同様、十分に実務に適用可能であることが実証された。 |
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