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発表 釧路沖地震と道東地域の地震応答特性

作成年度 1993年度
論文名 釧路沖地震と道東地域の地震応答特性
論文名(和訳)
論文副題
発表会 土質工学研究発表会
誌名(No./号数)
発表年月日 1993/06/29 ~ 1993/07/02
所属研究室/機関名 著者名(英名)
防災雪氷研究室加治屋 安彦(KAJIYA Yasuhiko)
基礎地盤コンサルタンツ(株)稲 直美(INE Naomi)
抄録
道東地域は、東京に匹敵するほどの厳しい地震環境にあり、わが国有数の地震多発地帯である。釧路で震度Ⅵの烈震を記録した1993年釧路沖地震による道路土構造物の主な被害分布を見ると、いわゆる泥炭性軟弱地盤での被害が多かった。一方、道東の釧路・十勝地域をモデル地域にして、地盤の地震応答特性を調べた結果、泥炭性軟弱地盤における速度および変位の地表最大値は他の地盤より大きいが、加速度では地盤の種類による差は顕著ではないことが分かった。このため、道路土構造物の被災原因は、地震時に泥炭性軟弱地盤で発生する大きな速度や変位に関連する可能性があることを指摘した。
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