作成年度 | 1993年度 |
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論文名 | 道路雪氷対策の日米比較 |
論文名(和訳) | Snow and Ice Control in Japan and United States |
論文副題 | |
発表会 | Pacific Rin Transtech Conference(環太平洋交通技術会議) |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1993/07/25 ~ 1993/07/28 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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防災雪氷研究室 | 加治屋 安彦(KAJIYA Yasuhiko) |
SHRP(新道路研究計画) | L.David Minsk |
抄録 |
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日本は、気温はそれほど低くないものの降雪が多く、多雪地域にも札幌のような大都市がある。一方、米国は人口の集中する地域が厳しい冬期条件にあり、降雪は少ないが気温が低く、低温の期間も長い。日本では、コストや環境影響、排水などを考慮して、凍結防止材・すべり止め材を限定使用しており、機械除雪やロードヒーティングに大きく依存している。また、スパイクタイヤの使用を規制し、スタッドレスタイヤを導入して広く普及させている。一方米国では、凍結防止剤はより一般的かつ組織的に散布しており、道路利用者は冬期も高い管理水準を期待している。[*]道路雪氷対策の総コストは両国とも高く、日本では凍結防止剤の散布量を抑制した結果生じた渋滞遅れにより、また米国では凍結防止剤の大量散布の影響による間接コストが大きい。 |
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