作成年度 | 1993年度 |
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論文名 | コンクリートの細孔径分布および細孔溶液の表面張力が乾燥収縮に及ぼす影響 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 土木学会年次学術講演会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1993/09/08 ~ 1993/09/10 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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函館開発建設部 | 小尾 稔(OBI Minoru) |
材料研究室 | 堺 孝司(SAKAI Koji) |
抄録 |
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本研究では、乾燥収縮低減剤の利用も含む様々な配合のコンクリート供試体を作成し、乾燥収縮の測定を行うとともに、ガス吸着法によって数十Åの細孔を含む微細な空隙の測定が行われている。さらに、モルタル供試体の絞り出し溶液による表面張力の測定が行われ、乾燥収縮のついての総合的な検討が行われている。[*]実験の結果、乾燥収縮低減剤は空隙水の表面張力を低下させ乾燥収縮を低減させること、高性能減水剤は単位水量を減少させることで細孔容積を減少させ乾燥収縮を低減させること、乾燥収縮に直接影響する細孔径分布はセメントの種類によって異なること、および細孔構造は高性能減水剤と収縮低減剤の組み合わせによって変化することなどが明らかにされている。 |
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