作成年度 | 1993年度 |
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論文名 | 消波ブロックの着氷等による越氷軽減効果の低下について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 土木学会年次学術講演会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1993/09/08 ~ 1993/09/10 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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(株)西村組 | 千葉 昭宏(CHIBA Akihiro) |
港湾研究室 | 水野 雄三(MIZUNO Yuzo) |
港湾研究室 | 菊地 総一(KIKUCHI Soichi) |
港湾研究室 | 笹島 隆彦(SASAJIMA Takahiko) |
抄録 |
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近年、流氷の来襲する北海道のオホーツク海沿岸に位置する港湾等において、冬期に来襲する流氷が波浪と共に防波堤を越える現象(以降、越氷という)によって背後の施設に被害が生じている。本報告では、オホーツク沿岸域に位置する港湾・漁港等において防波堤等の消波ブロックの着氷状況について調査するとともに、低温実験室において着氷現象の特性および着氷の有無による越氷特性についても考察した。結論は、1)現地調査よりオホーツク沿岸域では消波ブロックの着氷が確認でき、その程度は南東に行くほど顕著であった。2)現地調査と模型実験より、着氷のみでは空隙や粗度が著しく低下することは少なく流氷の空隙への混入の方が大きな影響を及ぼす。3)実験より着氷して消波ブロックの法面の粗度や空隙が減少した方が越氷量が増加する。 |
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