国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

論文・刊行物検索

詳細情報

発表 端野トンネルにおける岩盤クラックの定量化について

作成年度 1993年度
論文名 端野トンネルにおける岩盤クラックの定量化について
論文名(和訳)
論文副題
発表会 土木学会年次学術講演会
誌名(No./号数)
発表年月日 1993/09/08 ~ 1993/09/10
所属研究室/機関名 著者名(英名)
構造研究室城野 忠幸(SHIRONO Tadayuki)
構造研究室中野 修(NAKANO Osamu)
構造研究室金子 学(KANEKO Manabu)
構造研究室小野 裕二(ONO Yuji)
抄録
本調査・解析の結果、フラクタル次元を用いることによって、これまで困難とされていた岩盤クラックの複雑な様相を定量的に表現し得ることが確認できた。具体的には、フラクタル次元だけでは岩盤変位の重要な要素である方向性・異方性を表現できないものの、節理面の粗さ・節理の頻度・分布・形状といったパラメータの総合指標となり得る可能性を示していた。またスキャニングの解像度により次元が変化するという事実から、グリッドの上限・下限は厳密に規定する必要があることが再認識できた。さらに今回の成果として、天端の断層および極端に大きな割れ目のフラクタル次元が天端の最終沈下量と相関のあることが確認され、95%信頼区間推定では標本数が少ないにもかかわらず高い相関をした。
本文閲覧ご希望の方は、直接、当該学会等にお問い合わせください。
このサイトで提供される情報には、PDFファイルが使われています。PDFファイルをご覧頂くにはAdobeReaderが必要です、「Get AdobeReader」をクリックしてダウンロードしてください。 AdobeReaderダウンロード
ページの先頭へ

この画面を閉じる

© 2023 Civil Engineering Research Institute for Cold Region, All rights reserved.