作成年度 | 1993年度 |
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論文名 | 北海道の草地のおけるミミズと個体数 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 日本学術会議公開シンポジウム |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1993/11/05 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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土壌保全研究室 | 小林 信也(KOBAYASHI Nobuya) |
抄録 |
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ダーウィンの研究以来、ミミズが土壌生成や土壌中でのエネルギーと物質循環に大きな役割を果たしていることが明らかにされている。日本には4科の種類が分布し、北海道で確認されているフトミミズ科は16種類。また、ツリミミズ科は7種類である。北海道内の天然林、採草地および放牧地など30ヵ所で調査した。天然林のミミズの種類はサクラミミズが大部分であり、個体数は120頭/m2。採草地になるとミミズの種類も増加し、個体数も約2倍になる。放牧地では、ミミズの種類は採草地と同程度であるが、個体数では採草地より減少する。月寒の採草地と放牧地で4~11月まで調査した。採草地の個体数は9~11月で多く、生体重も同様であった。一方放牧地では個体数の月別変化は少ない。生体重では、土壌の乾燥した8月は他の月の約1/2に減少した。 |
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