作成年度 | 1993年度 |
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論文名 | 自然エネルギーの消融雪への利用についての一考察 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 寒地技術シンポジウム |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1993/12/02 ~ 1993/12/03 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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交通研究室 | 大沼 秀次(ONUMA Hidetsugu) |
交通研究室 | 宮本 修司(MIYAMOTO Syuji) |
交通研究室 | 高木 秀貴(TAKAGI Hideki) |
抄録 |
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本報告は、様々な雪処理施設に自然エネルギーの応用が可能であるか検討を行ったものである。検討の対象は、太陽エネルギー、風力エネルギー、バイオマスエネルギーの3種類で、これらはいずれも、エネルギー密度が低く、コストが高く、供給が安定していないという欠点を持っている。そのため、これらのエネルギーを利用するに当っては、電力を短時間に集中消費するロード・ヒーティングには不向きで、利用に当っては電力会社との系統連携が不可欠である。また、ロードヒーティング以外の消融雪施設については、エネルギー消費量が比較的安定している融雪槽にバイオマスヒーターの適用が有効であることが明らかとなった。結論として、自然エネルギーを有効に利用するためには、適切なエネルギー源と適切なシステムとの組み合せが必要である。 |
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