作成年度 | 2011年度 |
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論文名 | 凍害が生じているコンクリート開水路側壁における冬期の温度条件と水分供給状況 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | 寒地土木研究所月報 第706号 |
発表年月日 | 2012/03/10 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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水利基盤チーム | 金田 敏和(Toshikazu KANETA) |
水利基盤チーム | 佐藤 智(Satoshi SATO) |
水利基盤チーム | 石神 暁郎(Akio ISHIGAMI) |
水利基盤チーム | 小野寺 康浩(Yasuhiro ONODERA) |
水利基盤チーム | 中村 和正(Kszumasa NAKAMURA) |
鳥取大学農学部生物資源環境学科准教授 | 緒方 英彦(Hidehiko OGATA) |
抄録 |
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コンクリートの凍害発生の要因である水分供給や温度変化が、積雪寒冷地の開水路でどのように生じているかを事例的に明らかにするため現地調査を行った。調査対象施設は、北海道北部に位置する、凍害を生じている掘込み形式のコンクリート開水路である。コンクリート開水路の側壁のうち、凍害劣化の発生している箇所は、冬期に雪に覆われず日射を受けていた。このため、凍結融解を生じる温度変化を多く受けており、なおかつ凍結融解回数が多い時期に融雪水の供給を受ける頻度が高かった。また、コンクリート開水路沿いのそれぞれの場所においては、露出や雪庇の形成など基本的な積雪形状の年毎の変化は小さく、局所的に部材の露出割合が多い場所があることが特定の場所に著しい凍害を発生させる原因のひとつとなることが示唆された。 |
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