国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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発表 防波堤周辺の底生生物分布特性について

作成年度 1993年度
論文名 防波堤周辺の底生生物分布特性について
論文名(和訳)
論文副題 瀬棚港を対象として
発表会 土木学会北海道支部年次技術研究発表会
誌名(No./号数)
発表年月日 1994/02/09 ~ 1994/02/10
所属研究室/機関名 著者名(英名)
水産土木研究室明田 定満(AKEDA Sadamitsu)
水産土木研究室谷野 賢二(YANO Kenji)
水産土木研究室佐々木 紀映(SASAKI Toshiaki)
抄録
沿岸構造物の設置により新たに形成される岩礁生態系について、平成4、5年度に瀬棚港で実施した調査結果に基づき、生物分布特性及びその群集構造を多変量解析を用いて検討した。その結果は次のとおりである。生物群集の分類を行う際の手法として、重み付き主成分分析が利用できる。水深の浅い地点では単純な群集構造であるが、水深が深くなるにともない複雑な群集構造に移行する。生態系を多様度指数で比較すると、人工構造物でも施工後概ね10年以上経過すると天然岩礁の値に近づく。
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