作成年度 | 1993年度 |
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論文名 | 場所打杭の鉛直載荷試験について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 長期支持力特性の経過報告 |
発表会 | 北海道開発局技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1994/02/22 ~ 1994/02/24 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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札幌開発建設部 | 市原 健吾(ICHIHARA Kengo) |
土質基礎研究室 | 日下部 祐基(KUSAKABE Yuki) |
札幌開発建設部 | 福田 耕一(FUKUDA Koichi) |
抄録 |
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本報告は、高規格幹線道路深川・留萌自動車道の深川大橋で採用された場所打杭(摩擦杭)の鉛直載荷試験と試験後の杭体ひずみ底定結果について報告したものである。本橋基礎の設計では、支持層となる地層が深く、その上層には被圧帯水層が堆積していたため、摩擦杭が用いられた。近年、摩擦杭に関する載荷試験データが蓄積され短期支持力特性については解明されてきたが、長期支持力特性については不明な点が多い。本現場では、長期に関する支持力把握を主目的として、杭体ひずみなどを長期観測するとともに、合わせて設計支持力および、各土層別の杭周面摩擦力などの確認を行った。その結果、礫まじり粘性土の周面摩擦力は、現状の推定法では過大評価な結果となったこと、本杭の設計に用いた極限支持力は十分安全側にあることなどがわかった。なお、長期支持力特性については、今後継続して観測し検討する予定である。 |
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