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発表 年間を通じた視程・路面状況と車両の速度

作成年度 1993年度
論文名 年間を通じた視程・路面状況と車両の速度
論文名(和訳)
論文副題 一般国道230号中山峠の場合
発表会 北海道開発局技術研究発表会
誌名(No./号数)
発表年月日 1994/02/22 ~ 1994/02/24
所属研究室/機関名 著者名(英名)
防災雪氷研究室高橋 勝宏(TAKAHASHI Katsuhiro)
防災雪氷研究室石本 敬志(ISHIMOTO Keishi)
抄録
年間を通した一般国道230号中山峠の10分平均の車両速度と視程の関係を調べた。結果をまとめると以下のようになる。1)標高800mの峠頂上部で、視程は季節により変化する。12月から2月までの厳冬期、全体の3分の1は視程距離が300m以下となっている。2)夏季、峠部の視程は日変化する。日没から朝にかけて、視程が300m以下となることが多い。冬季は、こうした傾向は見られない。3)圧雪と凍結路面で平均風速8m/s以下では、車速と視程に相関は見られない。風速8m/s以上では負の相関が見られ、視程距離が短い程、車の速度は遅くなる。ただし、路面が乾燥・湿潤状態では、風速が8m/s以上でもこうした相関はない。4)視程に無関係に、圧雪・凍結路面に比べ、およそ10km/h平均速度が遅くなっている。
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