作成年度 | 1993年度 |
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論文名 | 冬期の視程、路面状況と車両速度・車間距離の関係について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 一般国道40号開源の場合 |
発表会 | 北海道開発局技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1994/02/22 ~ 1994/02/24 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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防災雪氷研究室 | 福沢 義文(FUKUZAWA Yoshifumi) |
防災雪氷研究室 | 奥谷 智博(OKUYA Tomohiro) |
防災雪氷研究室 | 石本 敬志(ISHIMOTO Keishi) |
抄録 |
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高速走行と雪氷路面があいまって、視程障害時の多重衝突事故が増加傾向にある。この種の事故は、吹雪や雪煙による視程の急激変動が主要因となっている。これらの対策として、一般国道40号(豊富町開源)の試験区間で視程や車両速度などの連続観測を行い、これらの観測データを用いて冬季道路環境が走行車両に与える影響を検討した。その結果、車両走行速度の減少は、視程だけでなく路面状況等の影響も受けている。視程が200m程度の場合と100m以下と大きく低下している場合を比較すると、100m以下の方が車間距離が短くなっている。これは、車間距離が視程の悪化により安全走行に関する十分な視覚情報が得難くなるため、視覚情報収集のため前方車に大きく接近して追従走行するためだと考えられる。 |
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