作成年度 | 1993年度 |
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論文名 | 北海道における国営の公共草地の土地条件、整備水準と再整備の必要性 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 北海農業試験研究推進会議 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1994/03/07 ~ 1994/03/09 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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土壌保全研究室 | 石渡 輝夫(ISHIWATA Teruo) |
抄録 |
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国営草地開発事業(公共草地の造成)対象地の土地条件、整備水準を農地開発事業(農家の畑地造成)対象地との対比で集計整理し、公共草地の再整備の必要性を明らかにした。1)造成対象地は道東や道北で広く、この地域で全造成面積27.1千haの6割強を占め、道南や道央で少なかった。2)暗渠、除礫および客土の面積割合は土壌調査から判断される面積割合よりも低かった。3)公共草地造成地は畑地造成地に比べ、傾斜地の割合が高く、湿性土壌の面積割合は低かった。また、各種土地改良の施工面積割合も低かった。4)収益性の低い公共草地の造成には畑地造成地に比べ傾斜地が多く選定され、かつ、不十分な整備水準で造成されてきた。このため、侵食対策を含めた再整備の必要性が高い。 |
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