作成年度 | 1993年度 |
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論文名 | 中札内での農耕地での水および熱の収支 |
論文名(和訳) | The Water and Heat Balance of Farmland in Nakasatsunai |
論文副題 | |
発表会 | International Symposium on Soil Moisture Comtrol in Arid and Semi-Arid Region For Agro-Forestry(乾燥地、半乾燥地における農林業のための土壌水分制御に関する国際シンポジウム) |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1994/03/21 ~ 1994/03/24 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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土壌保全研究室 | 小林 信也(KOBAYASHI Nobuya) |
土壌保全研究室 | 石渡 輝夫(ISHIWATA Teruo) |
抄録 |
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中札内での畑地で1983年から、微気象を10年間、テンションメータによる土壌水分変動を9年間測定し、熱収支、熱収支法による蒸発散量(ET)、ベンマン法による可能蒸発散量(PE)、土壌水分減少量(WL)を算出した。1)純放射量(Rn)がほぼ等しい日(約500ly/日)において、土壌が湿潤な時には、Rnの79%が潜熱伝達(1E)に配分され、そのETは7mmであり、顕熱伝達(H)はRnの9%であった。一方、土壌が乾燥しているときには、Rnの52%が潜熱伝達(1E)に配分され、そのETは4mmであり、顕熱伝達(H)はRnの42%であった。2)10ヶ年の月別平均値(5月下旬~10月下旬)では、いずれもPEはETを上回った。5月下旬と6月のETは降水量(R)を上回った。しかし、8月以降は逆であった。3)pF2.5以上の日数割合は5月下旬と6月で高かった。4)したがって、5月下旬と6月に土壌水分が不足していた。 |
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