作成年度 | 1994年度 |
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論文名 | 有材心土破砕を併用した暗渠施工地の土壌の性状と地下水位の変化 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 日本土壌肥料学会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1994/04/02 ~ 1994/04/04 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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土壌保全研究室 | 高宮 信章(TAKAMIYA Nobuaki) |
土壌保全研究室 | 石渡 輝夫(ISHIWATA Teruo) |
抄録 |
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暗渠排水の機能不良の1要因として、埋戻し部の透水不良が挙げられる。そこで、埋戻し部の透水性を確保し、かつ渠間部からの排水を促進することを目的として、掘削下部に砂利を埋戻し、掘削上部に掘削土を埋戻した後、次の3処理の試験区を設け、暗渠直上部の土壌の物理性および地下水位の変化を調査した。A区:埋戻し上部の深さに砂を用いた有材心土破砕を暗渠方向と直角に施工、B区:埋戻し上部の深さに暗渠方向と直角に無材心土破砕を施工、およびC区:心土破砕を無施工。[*]1)3試験区の埋戻し上部の土層の重力水孔隙量は1%以下、飽和透水系数は10-6~10-7cm/sで、この部分が水みちとして機能していないと考えられた。[*]2)有材心土破砕跡の部分の重力水孔隙量は20%、飽和透水係数は10-3cm/sで、この部位が水みちとして十分に機能している。[*]3)施工1年後の渠問部の地下水位はA区、B区、C区の順に高くなったが、施工3年後、B区とC区の差は殆ど消滅し、A区の排水性が優れ、無材心土破砕の効果の逓減を示していた。 |
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