作成年度 | 1994年度 |
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論文名 | 牛道の形成された放牧地の微地形と土壌 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 日本土壌肥料学会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1994/04/02 ~ 1994/04/04 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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土壌保全研究室 | 沖田 良隆(OKITA Yoshitaka) |
土壌保全研究室 | 石渡 輝夫(ISHIWATA Teruo) |
抄録 |
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造成後約20年経過した黒色火山性土の公共放牧地で、牛道の形成が著しい区域の微地形と土壌を調査した。現地形は12~23°であり、斜面下部で緩傾斜である。牛道の大部分は等高線沿いの、並行牛道である。牛道の部分は裸地となり、現地形面より低く、凹地形をなし(牛の歩行による表土の下方移動と、土壌浸食による剥削)、牛道の下方では現地形面より盛り上がり凸地形を形成する。このため、斜面上には凹凸が繰り返し形成されていた。牛道の形成により、凹凸の段差が生じ凸部には雑草が優先していた。牛道および凸部の数は、牛道で多く、幅では大差はない。段差は凸部で凹部より高い。凸部および現地形部土壌の性状に大差はない。牛道による裸地面積率、凸部の草勢劣化面積率の合計、すなわち、荒廃面積率は14~37%であり、かなり荒廃している。 |
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