国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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発表 半閉鎖湾を渡る水中トンネルの建設の環境影響分析について

作成年度 1994年度
論文名 半閉鎖湾を渡る水中トンネルの建設の環境影響分析について
論文名(和訳) Analysis of the eviron mental impact of the construction of a submerged flating tunnel across the semiclosod bay
論文副題
発表会 海峡横断に関する第3回国際シンポジウム(海峡横断94)PRCEEDINGS OF THE THIRD SYMPOSIUM STRAIT CROSSINGS(Strait Crossings’94)
誌名(No./号数)
発表年月日 1994/06/12 ~ 1994/06/15
所属研究室/機関名 著者名(英名)
北海道大学大学院地球環境学科研究科加賀屋 誠一(KAGAYA Seiichi)
(株)間組湊 隆二郎(MINATO Ryujiro)
(株)熊谷組菅野 貞勝(KANNO Sadakstsu)
水産土木研究室谷野 賢二(YANO Kenji)
水産土木研究室明田 定満(AKEDA Sadamitsu)
北海道大学大学院地球環境学科研究科山村 悦夫(YAMAMURA Etsuo)
抄録
長大水中トンネルの建設による環境への影響分析を環境シミュレーションにより行った。環境シミュレーションは海流モデルと生態的成長モデルの2つのモデルが提案され、パイロットモデルとして北海道の噴火湾が適用された。海流モデルによれば、トンネル建設による海域環境全体に与える影響は大きくないが、トンネルのごく近くでは、頂部と底部の海流が早くなり、トンネルの両側部では、現在より遅くなる。生態的成長モデル分析では、トンネルの両側部では栄養塩の蓄積が起こり、それによってプランクトンの増加となり、漁業生産量が増加することが明らかとなった。
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