作成年度 | 2012年度 |
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論文名 | 敷砂緩衝材を有する1/2縮尺RC落石覆道模型の重錘落下衝撃実験 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | 寒地土木研究所月報 第707号 |
発表年月日 | 2012/04/13 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地構造チーム | 今野 久志(KONNO Hisashi) |
寒地構造チーム | 西 弘明(NISHI Hiroaki) |
寒地構造チーム | 山口 悟(YAMAGUCHI Satoru) |
室蘭工業大学大学院くらし環境系領域社会基盤ユニット教授 | 岸 徳光(KISHI Norimitsu) |
抄録 |
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落石防護構造物の一つである落石覆道の合理的な耐衝撃設計法を確立するためには、様々な落石条件下での耐衝撃挙動を把握することが必要であり、そのための数値解析手法の精度向上およびその結果の妥当性を検証するための衝撃載荷実験結果が必要となる。本研究では、現行設計と同様に緩衝材として頂版上に90cm 厚の敷砂を設置した実落石覆道の1/2縮尺模型試験体を用いた重錘落下衝撃実験を実施し、繰り返し載荷により終局に至るまでの耐衝撃挙動に関する検討を行った。その結果、以下のことが明らかとなった。1)最大重錘衝撃力は、落石対策便覧に示されている衝撃力算定式におけるラーメ定数を1,000kN/m2 とし、敷砂厚と落石直径の比から決定される割り増し係数を考慮することによって評価可能である。2)載荷点直下の最大変位および残留変位は、入力エネルギーの増加に対応して増大するが、繰り返し載荷による頂版部の損傷累積により剛性が大きく低下した場合には残留変位が急増する。3)敷砂緩衝材を設置した場合のRC落石覆道の頂版部には曲げ破壊型のひび割れが卓越して発生する。 |
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