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発表 平衡状態における防雪柵周辺の積雪分布について

作成年度 1994年度
論文名 平衡状態における防雪柵周辺の積雪分布について
論文名(和訳)
論文副題
発表会 1994年度日本雪氷学会全国大会
誌名(No./号数)
発表年月日 1994/09/26 ~ 1994/09/30
所属研究室/機関名 著者名(英名)
防災雪氷研究室福沢 義文(FUKUZAWA Yoshifumi)
防災雪氷研究室千葉 隆広(CHIBA Takahiro)
防災雪氷研究室石本 敬志(ISHIMOTO Keishi)
防災雪氷研究室高橋勝宏(AKAHASHI Katsuhiro)
抄録
石狩に設置した、柵高5mの防雪柵が平衡状態となった。このため、防雪柵規模等、設計基準の妥当性について、気象条件との関係で検討した。[*]日最大風速10m/s以上の日の月別の積算降水量を比較すると、今冬2月の積算降水量が際だって多く、平成2年度以前の平均値に比較して、数倍の積算降水量であった。このことから、2月に強い降雪を伴った猛吹雪が、わずか1ヶ月の間に集中的に発生した大量の吹きだまりで、防雪柵がほぼ平衡状態を記録したものと推測される。今回の気象現象は、めったに起こるものではないから、石狩付近の防雪柵の設計規模は妥当なもであったといえる。また、柵の合計堆雪量は約36t/mであった。これは記録的な量で、今後の防雪対策の検討にあたり、貴重なデータとなる。
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