作成年度 | 1994年度 |
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論文名 | 釧路沖地震のRC橋脚被害における地盤剛性の影響 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第10回寒地技術シンポジウム |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1994/11/09 ~ 1994/11/11 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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北見工業大学 | 三上 修一(MIKAMI Syuichi) |
北見工業大学 | 大島 俊之(OHSHIMA Toshiyuki) |
(株)スゴーシャ | 葛西 隆一(KASAI Ryuichi) |
北見工業大学 | 小倉 裕介(OGURA Yusuke) |
構造研究室 | 佐藤 昌志(SATO Masashi) |
抄録 |
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本研究は、地震発生時に凍結していた地震が橋脚段落し部の破壊の一原因の可能性を検討した対象橋梁として、松之連橋の橋脚を解析モデルとした。[*]解析から次の結果が得られた。①橋脚を離散頂点系骨組み構造物にモデル化して動的非線形振動解析を行った。その結果102gal~612galまでの時刻歴応答解析用標準波形を入力しても段落し部の塑性化が顕著でなかった。②ケーソン部以外の質点にかかる水平地盤ばね係数を6倍以上に強化すると段落し部の塑性化が卓越する結果が得られた。これらは地盤凍結などによる地盤の物性値の変化が地表面部分の橋脚の変形集中をもたらしたため構造的弱点となる段落し部が破壊する可能性も考えられることを示している。 |
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