国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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発表 港湾漁港施設による津波被害の低減効果について

作成年度 1994年度
論文名 港湾漁港施設による津波被害の低減効果について
論文名(和訳)
論文副題
発表会 海岸工学講演会
誌名(No./号数)
発表年月日 1994/11/29 ~ 1994/12/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
水産土木研究室明田 定満(AKETA Sadamitsu)
アルファ水工コンサルタント技術部寺内 啓(TERAUCHI Kei)
水産土木研究室谷野 賢二(YANO Kenji)
水工部水野 雄三(MIZUNO Yuzo)
水産土木研究室佐藤 仁(SATO Jin)
抄録
北海道南西沖地震津波に関連して、港湾・漁港施設、特に外郭施設による津波低減効果を検討するため、津波遡上高調査と津波遡上計算を行うとともに、被災市町村に対して港湾漁港域の被災状況に関する聞き取り調査を行った。調査結果に基づき、日本海中部地震津波による被災事例との比較検討を行い、次に示す主要な結論が得られた。①防波堤などの外郭施設による津波低減効果を確認した。②小規模な港では、外郭施設による津波低減効果は期待できない。③港内津波遡上高の低減には、港内水域面積の拡大と港口の締め切りが有効である。④漁港内の漁船被災は、港内津波遡上高と関係が深い。⑤津波による家屋被害域の推定には、津波遡上計算による水流圧力、津波浸水深の分布が有効である。
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