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発表 交通流シミュレーションの開発と渋滞現象への適用

作成年度 1994年度
論文名 交通流シミュレーションの開発と渋滞現象への適用
論文名(和訳)
論文副題
発表会
誌名(No./号数)
発表年月日 1995/01/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
交通研究室吾田 洋一(AZUTA Youichi)
交通研究室高木 秀貴(TAKAGI Hideki)
交通研究室大沼 秀次(ONUMA Hidetsugu)
抄録
近年の自動車交通量の増大に伴い、都市における交通渋滞問題が年々顕在化してきている傾向にある。現在、交通渋滞対策は交通容量の考え方により行われているが、複数の交差点が関わる複雑な交通流の把握は、このような考え方では不十分である。そこで、電子計算機上で交通流をシミュレートし交通対策の効果の予測を可能とする交通流シミュレーションを開発した。今回開発したシミュレーションは、車両の1台1台の動きをコンピュータ上で再現するものであり、個々の車両の動作が画面上で確認可能なため、交通容量という考え方では把握しきれない複雑な交差点でも、視覚的、直接的に対策案の有効性を確認でき、かつ、具体的なシミュレーションの結果として対策案の効果を判断することが可能である。本研究は、開発土木研究所交通研究室が開発した交通流シミュレーション(SIM-R)に関する基本的な構造、シミュレーションに導入した理論的な内容について記述すると共に、その適用のケーススタディとして札幌圏における高速道路と一般国道の接続部における交通渋滞の改善方策の検討について紹介した。
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