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発表 北海道南西沖地震で傾斜した橋梁基礎の補強対策について

作成年度 1994年度
論文名 北海道南西沖地震で傾斜した橋梁基礎の補強対策について
論文名(和訳)
論文副題
発表会 地震工学研究発表会
誌名(No./号数)
発表年月日 1995/01/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
㈱構研エンジニアリング柳田 孝彦(YANAGIDA Takahiko)
構造研究室金子 学(KANEKO Manabu)
構造研究室佐藤 昌志(SATO Masashi)
㈱構研エンジニアリング木村 和之(KIMURA Kazuyuki)
抄録
平成5年7月の北海道南西沖地震の際、震源から約100㎞の地点にある長万部橋において、橋脚のケーソン基礎が傾斜した。変状の原因は、地盤調査と地震時挙動の解析結果から、①想定を越える地震力の作用、②地盤の液状化、③偏心荷重の作用にあると考えられた。一方、ケーソン基礎の健全性は検討の結果、支持力の安定条件を満足しない状態にあったため、安全な供用に向けて補強対策が必要と判定され、工法比較検討の結果、地盤改良を採用した。本報告では、ケーソンの補強対策として用いた地盤改良について述べるとともに、傾斜の原因解明に用いた地震時挙動の簡易解析手法を紹介し、さらに同手法による改良効果の検証について報告する。
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