作成年度 | 1994年度 |
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論文名 | 近年の北海道における大地震の応答スペクトルに対する考察 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 地震工学研究発表会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1995/01/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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構造研究室 | 西 弘明(NISHI Hiroaki) |
構造研究室 | 島田 武(SHIMADA Takeshi) |
構造研究室 | 佐藤 昌志(SATO Masashi) |
北海道開発コンサルタント㈱ | 工藤 浩史(KUDO Hiroshi) |
抄録 |
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近年北海道において、1993年の北海道釧路沖地震を含む3回の大規模な地震が発生している。北海道開発局では、昭和41年より全道各地の橋梁および河川堤防に強震記録計を設置している。そのうち橋梁に設置しているものは一部平成5年よりオンラインデジタル式強震計に交換されている。本文ではデジタル式強震計およびアナログ強震計で観測された強震記録をもとに北海道における大地震の加速度応答スペクトルに対して考察した。その結果、地盤種別で見た周期特性は一般的に言われているようにⅠ種地盤からⅢ種地盤へ長周期化の傾向があるが、道路橋示方書で示されているスペクトルよりも長周期である。またⅡ種地盤とⅢ種地盤では大きな差が見られない。地震ごとに比較すると、北海道南西沖地震に比べ北海道釧路沖地震及び北海道東方沖地震が長周期の傾向がある。これは震源が北海道の日本海側と太平洋側という違いによるものと推察される。 |
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