作成年度 | 1994年度 |
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論文名 | 暗渠排水の機能不良原因と改善対策 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1995/01/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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土壌保全研究室 | 石渡 輝夫(ISHIWATA Teruo) |
抄録 |
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暗渠排水の機能不良の原因を解明するとともに、その改善対策を試験し、実証した。1)排水不良の原因は埋戻し部の透水不良化と、暗渠管内の堆泥である。2)埋戻し上部の透水不良は暗渠施工時の圧縮や施工後の踏圧により水みちが消失したもので埋戻し下部は多水分下のグライ化などにより、埋戻し土塊の崩壊が、粗孔隙すなわち水みちの消滅になったものである。3)暗渠管内の堆泥は鉄分を主体とするもので、土粒子が単に流入堆積したものではない。4)埋戻し部には水みちとしての粗孔隙が保持され、鉄分の溶出し難い資材を用いることが重要である。5)埋戻し下部に砂利を用い、堀削土を埋戻した後、砂を用いた有材心土破砕を施工した処理では、無材心土破砕施工や、心土破砕無施工に比べ、地下水位が低く推移し、作物収量は優っていた。 |
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