国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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発表 北海道における酸性硫酸塩土壌の区分、分布および性状

作成年度 1994年度
論文名 北海道における酸性硫酸塩土壌の区分、分布および性状
論文名(和訳)
論文副題
発表会 北海道農業試験会議(成績会議)
誌名(No./号数)
発表年月日 1995/01/23 ~ 1995/01/27
所属研究室/機関名 著者名(英名)
土壌保全研究室石渡 輝夫(ISHIWATA Teruo)
土壌保全研究室沖田 良隆(OKITA Yoshitaka)
京都産業大学斉藤 万之助(SAITO Mannosuke)
抄録
大規模な切土を伴った農業基盤整備において、造成後土壌が強酸性となり、作物が枯死するだけでなく、鉄やコンクリート構造物が腐食することがある。これはイオウ化合物を含む土層が空気により酸化されて硫酸となったことによるもので、このような土層は酸性硫酸塩土壌と呼ばれており、北海道の各地で見いだされている。そこで、この土壌を成因により海成層と火山性の土層に大別した。さらに前者は現世に生成したものと、洪積世や第3系に生成した化石的なものに細分した。火山性のものは、火砕流堆積物と熱水変質物に細分した。火山性のものは海成層に比べイオウ含量の高いものが多く、被害が甚大になることを予測した。このような包括的な概念の導入は被害の未然防止に有効である。
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