国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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発表 三層緩衝構造の緩衝特性

作成年度 1994年度
論文名 三層緩衝構造の緩衝特性
論文名(和訳) Impact Tests on Absorbing Effect of Three-Layered Absorbing System
論文副題
発表会 土木学会北海道支部
誌名(No./号数)
発表年月日 1995/02/14 ~ 1995/02/15
所属研究室/機関名 著者名(英名)
室蘭工業大学岸 徳光(KISHI Norimitsu)
北海道開発局中野 修(NAKANO Osamu)
構造研究室佐藤 昌志(SATO Masashi)
抄録
本研究では、既設のRC覆工の設計例などを参考に、落下エネルギーで200tfm程度、あるいは落石対策便覧の衝撃力評価式より算定した400tf程度までの範囲における三層緩衝構造の緩衝特性、実用性について実規模実験の結果を用いて検討している。その結果を以下にまとめる。落下エネルギーに対して十分な裏材厚が確保されていない場合には、過度の応力集中がみられる。落下エネルギーが過度に大きくなければ、重錘衝撃力は裏材厚の影響をあまり受けないようである。過大な落石エネルギーが作用した場合に対する安全余裕度を増すことを想定すると、芯材剛性を増すよりは裏材EPS厚を増すことがより効果的な方法となると考えられる等が分かった。
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