作成年度 | 1994年度 |
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論文名 | 1993年北海道南西沖地震前の河川水位特性 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 土木学会北海道支部 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1995/02/14 ~ 1995/02/15 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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構造研究室 | 島田 武(SHIMADA Takeshi) |
構造研究室 | 城野 忠幸(SHIRONO Tadayuki) |
構造研究室 | 佐藤 昌志(SATO Masashi) |
抄録 |
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本研究では、従来から主に雨量観測用に使用されている河川水位観測データをもとに、北海道南西沖地震発生前後の水位波形について、フラクタル性や自己相関性の観点から多解的な解析を行っている。また、この河川水位と近傍の港湾における潮位を比較することによって、地震時の潮位特性が河川水位特性に及ぼす影響を調査している。その結果、地震の発生により河川水位および潮位において特定の振動数が卓越し、地震時における湾内の潮位特性が比較的離れた河川の水位特性にまで影響を及ぼすことが明らかとなった。また声問橋観測所においては、地震発生前日でフラクタル次元およびスペクトルが平常時とは異なる値が得られており、今後の地震予知への手がかりとなる可能性を示していた。 |
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