作成年度 | 1994年度 |
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論文名 | 釧路沖地震・北海道東方沖地震に見る道路網の被災率 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 土木学会北海道支部年次技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1995/02/14 ~ 1995/02/15 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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防災雪氷研究室 | 加治屋 安彦(KAJIYA Yasuhiko) |
(株)アクセス | 稲 直美(INE Naomi) |
抄録 |
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平成5年1月15日に発生した釧路沖地震、平成6年10月4日に発生した北海道東方沖地震は、北海道内の幹線道路網に大きく被害を与えた。特に、湿原や沢地など軟弱な地盤を多く抱える道東地域では、道路盛土などの土構造物に被害が集中した。[*]道路の地震対策については、これまで個々の構造物を点的に検討して耐震性の向上が図られてきた。しかし、盛土のような構造物では、大規模な地震の発生時にはある程度の被害を想定し、震後の道路網機能も考慮して道路網全体として耐震性向上を図る必要がある。[*]本研究では、釧路沖地震による地域の詳細震度を地震応答解析で推定し、これに国道や道道の被災事例を重ね合わせて、詳細震度と道路網被災率の関係、盛土条件が被災率に及ぼす影響などを分析した。その結果から、地震による道路網被災率の実用的な推定法を作成した。またこの推定法を北海道東方沖地震の被災事例に適用して、推定法の妥当性を検証した。 |
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