作成年度 | 1994年度 |
---|---|
論文名 | 弾性波トモグラフィによる堤体構造の把握 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 土質工学会北海道支部 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1995/02/14 ~ 1995/02/15 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
---|---|
土質基礎研究室 | 西川 純一(NISHIKAWA Junichi) |
応用地質(株) | 長田 正樹(OSADA Masaki) |
土質基礎研究室 | 野並 光昭(NONAMI Mitsuaki) |
応用地質(株) | 原田 卓弘(HARADA Takuhiro) |
抄録 |
---|
堤体の安定性を論ずる際には、常に堤防内部の土質構造、特に水に関わる力学特性が重要であると考えられる。しかし、堤防のような重要構造物の場合、開削などの直接的な手段によってその内部構造を把握することはきわめて難しい。[*]そこで、堤体内部の弾性波速度分布を、トモグラフィ手法によって2次元断面的に把握する試みを行った。今回は探査上の困難な点はあるものの、あえてP波よりも土質構造を反映し、工学的にも耐震性の評価に重要な役割を持ち、しかも標準貫入試験結果などと対応性の高いS波速度分布を求めることを考えた。[*]実験は、冬季に実施したため、結果として表層部の凍結による影響が表れた。本報では、S波速度トモグラフィを実験の概要を報告するとともに、探査結果を与える凍土の影響についても若干の検討を加えた。 |
このサイトで提供される情報には、PDFファイルが使われています。PDFファイルをご覧頂くにはAdobeReaderが必要です、「Get AdobeReader」をクリックしてダウンロードしてください。 |