作成年度 | 2012年度 |
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論文名 | 真空圧密工法による泥炭地盤の長期沈下低減法 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | 寒地土木研究所月報 第712号 |
発表年月日 | 2012/09/10 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地地盤チーム | 林 宏親(HAYASHI Hirochika) |
寒地基礎技術研究グループ長 | 西本 聡(NISHIMOTO Satoshi) |
寒地地盤チーム | 橋本 聖(HASHIMOTO Hijiri) |
寒地地盤チーム | 梶取 真一(KAJITORI Shin’ichi) |
抄録 |
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真空圧密工法は、真空ポンプや鉛直ドレーンを用いて、軟弱地盤内に真空圧を作用させるとともに地盤内の間隙水などを排出することにより、短期間で沈下の収束や地盤の強度増加を図る工法である。真空圧密工法による泥炭地盤の二次圧密低減効果を明らかにし、その予測法を確立する目的で、真空ポンプの運転期間が異なる試験施工および粘弾塑性モデルを用いたFEM 解析を実施した。その結果、真空圧密工法によって改良された泥炭地盤の二次圧密沈下は、真空圧の除荷(過圧密効果)によって低減できることが明らかとなった。また、過圧密比の増加に従って二次圧密係数が双曲線的に低下することがわかった。この過圧密比と二次圧密係数の低減の関係を利用して、真空圧密で改良された泥炭地盤の二次圧密量が推定可能である。 |
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