作成年度 | 1994年度 |
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論文名 | 凍結路面対策としての砂・砕石の使用について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第38回北海道開発局技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1995/02/21 ~ 1995/02/23 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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交通研究室 | 高木 秀貴(TAKAGI Hideki) |
交通研究室 | 大沼 秀次(OHNUMA Hidetsugu) |
交通研究室 | 宮本 修司(MIYAMOTO Syuji) |
抄録 |
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積雪寒冷地域においては、脱スパイクタイヤ時代を迎えるに当たって冬期道路の路面管理がこれまで以上に重要となっている。冬期道路の路面管理手法には様々な種類のものがあるが、その一つに砂や砕石を散布してすべり摩擦係数を向上させる方法が考えられる。この手法は北海道のような低温多雪地域も効果的な手法である。一方脱スパイクタイヤの進展に伴って歩道や横断歩道が以前よりも滑りやすい状況となっており、この手法の有効活用がこれまで以上に求められている。そこでこれまで主に現場担当者の勘と経験によって行われていた砂や砕石の散布を、より合理的に使用するための散布手法確立を目的に調査を行った結果を報告する。その結果、車道に対しては砂が100g/㎡、砕石が50g/㎡の散布、歩道に対してはそれぞれ50~100g/㎡の散布ですべり摩擦係数の回復が見られた。ただし実際の道路においては、様々な条件が考えられるので今後とも調査を継続する必要がある。 |
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