作成年度 | 1995年度 |
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論文名 | 酸性硫酸塩土壌の露出した切土法面における緑化工法 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 施工後の土壌と植生の経時変化 |
発表会 | 日本土壌肥料学会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1995/04/02 ~ 1995/04/04 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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土壌保全研究室 | 石渡 輝夫(ISHIWATA Teruo) |
網走開発建設部 | 大方 隆(OGATA Takashi) |
北海道グリーン工業株式会社 | 落合 博志(OCHIAI Hiroshi) |
土壌保全研究室 | 横濱 充宏(YOKOHAMA Mitsuhiro) |
抄録 |
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道路脇の切土法面に露出した酸性硫酸塩土壌に対して、遮水工法および中和工法の2種類の緑化工法を行い、施工後の土壌と植生の経年変化について調査した。中和工法区では、酸性硫酸塩土壌層上部においてPHが低下したが、根は障害を受けることなく亀裂に沿って伸長し、厚層基材層に酸性硫酸塩土壌層の上部も加えた厚さ20㎝の土層が有効根群域として機能していた。厚層基材層が遮水シートにより酸性硫酸塩土壌層と隔離されているため、遮水シート工法区の有効根群域は厚さ5㎝の厚層基材層のみに限定されていた。この有効根群域の厚さの差が、特に水分供給の面で、植生の生育に影響を及ぼしたようで、植生は中和工法区で良好に生育したものの、遮水シート工法区では非常に貧弱であった。 |
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