作成年度 | 2012年度 |
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論文名 | 河川津波の一般断面1次元計算モデルの構築と実河川への適用に関する研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | 寒地土木研究所月報 第713号 |
発表年月日 | 2012/10/10 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地河川チーム | 吉川 泰弘(YOSHIKAWA Yasuhiro) |
寒地河川チーム | 阿部 孝章(ABE Takaaki) |
北海道開発局札幌開発建設部札幌河川事務所所長(前 寒地河川チーム) | 平井 康幸(HIRAI Yasuyuki) |
抄録 |
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2011年3月東北地方太平洋沖地震に伴い発生した河川津波において、現場での課題の一つとして、津波がどこまで河川を遡上するのか分からず、樋門・水門の閉鎖活動の範囲、河川巡視の範囲の判断ができなかったことがある。実際の津波来襲時は、様々な河川の水理条件が考えられるため、事前にこれらの条件において、数値計算を用いて河川遡上距離や危険箇所を明らかにしておき、津波来襲時の防災・減災対応の判断材料を得ておくことが肝要である。本研究は、津波の河川遡上時の防災・減災対応を考える上での基礎資料を得ることを目的に、越流を考慮した河川津波の一般断面1次元不定流計算モデルを構築した。十勝川と新釧路川を対象に河川津波の再現計算を行い、現象の解明を試みた。本計算モデルを用いて、河川流量、河床勾配および津波規模が、河川津波に与える影響について検討した。また、現場での本計算モデルの活用例を示した。 |
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