作成年度 | 1995年度 |
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論文名 | Properties of Belite Type Low-Heat Cement at Low Temperatures |
論文名(和訳) | Properties of Belite Type Low-Heat Cement at Low Temperatures |
論文副題 | |
発表会 | 苛酷環境下におけるコンクリートの挙動に関する国際会議 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1995/08/01 ~ 1995/08/05 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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宇部興産㈱建設資材事業本部 | 大崎 雅史(OHSAKI Masashi) |
材料研究室 | 堺 孝司(SAKAI Koji) |
宇部興産㈱建設資材事業本部 | 五十嵐 秀明(IGARASHI Hideaki) |
抄録 |
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ビーライト系の低熱ポルトランドセメント(ビーライト量52%)をベースセメントとする高炉スラグ60%を含む混合セメントを使用したモルタルとコンクリートの低温(10℃)と20℃での圧縮強度(モルタル)と、断熱温度上昇(コンクリート)特性に及ぼす高炉スラグ粉末度(ブレーン比表面積5440~10100c㎡/g)と硫酸カルシウム量(SO?量として2.0~6.0%)の影響を検討した。モルタルとコンクリートは一定の化学混和剤の添加量でモルタルフローが一定となるように砂セメント比を決定した。水セメント比は約0.3とした。10℃でのモルタル強度は高炉スラグの粒度と硫酸カルシウム量の増大によって改善され、またコンクリートの断熱温度上昇は30℃以下となった。水和解析及び細孔構造の検討により、低温強度の改善は100nmから1000nmの範囲の細孔量の減少によるものであり、これは低温におけるエトリンガイトの生成、戓いは水和物の形態の変化に起因するものと思われる。 |
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