作成年度 | 1995年度 |
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論文名 | Rapid Hardening Additive of Chloride-Free under Low Temperature Environments |
論文名(和訳) | Rapid Hardening Additive of Chloride-Free under Low Temperature Environments |
論文副題 | |
発表会 | 苛酷環境下におけるコンクリートの挙動に関する国際会議 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1995/08/01 ~ 1995/08/05 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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電気化学工業㈱ | 芦田 公伸(ASHIDA Kiminobu) |
電気化学工業㈱ | 小菅 啓一(KOSUGA Keiichi) |
東京工業大学 | 坂井 悦郎(SAKAI Etsurou) |
材料研究室 | 堺 孝司(SAKAI Koji) |
電気化学工業㈱ | 寺崎 聖一(TERASAKI Seiichi) |
電気化学工業㈱ | 松永 嘉久(MATSUNAGA Yoshihisa) |
抄録 |
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セメントの水和反応は温度の影響を受け、低温では著しく遅延することが知られている。そのため、コンクリートの凝結時間は長くなり、強度発現も遅くなり、仕上げ時間が長くなる等のコンクリートの施工に関する問題が指摘されている。また、凍結防止や初期強度確保のために特別な対策が必要とされている。従来、低温環境下でコンクリートの施工をする場合には、塩化カルシウム等の塩化物イオンを含む凝結促進剤が利用されていたが、鉄筋腐食の問題からその使用は禁止されている。また、ギ酸カルシウムや亜硝酸カルシウム等の非塩素促進剤の使用も検討されているが、性能の満足のいくものは得られない。特に、混合セメントなどを使用した場合には、凝結促進剤として十分満足のいく性能のものは得られない。本報告では、レディミクストコンクリート工場で急硬コンクリートを製造し、かつ、運搬が可能なエトリンガイド生成系急硬材について、その非塩素系凝結促進剤としての適用性を明らかにし、特に、混合セメント使用時のコンクリートの低温性状について検討を加えた。 |
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