作成年度 | 2012年度 |
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論文名 | 航空レーザ測量を活用した森林内の積雪分布とダム流域の積雪包蔵水量の推定 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | 寒地土木研究所月報 第714号 |
発表年月日 | 2012/11/10 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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水環境保全チーム | 西原 照雅(NISHIHARA Terumasa) |
室蘭工業大学大学院工学研究科くらし環境系領域教授 | 中津川 誠(NAKATSUGAWA Makoto) |
寒地水圏研究グループ長 | 浜本 聡(HAMAMOTO Satoshi) |
抄録 |
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積雪寒冷地における道路橋RC 床版では、床版上面コンクリートの凍害劣化に伴う有効断面厚の減少が耐荷力・耐久性を大きく低下させる。本研究では、凍害劣化深さが比較的浅い場合に対する予防保全型の上面補修工法の確立を目的として、補修材の種類および補修厚さの異なる上面補修RC 床版供試体を製作し、輪荷重走行試験により耐荷力性能・耐疲労特性の評価を行った。その結果、上面補修供試体では、最終的な破壊形態が無補修供試体と同様にコンクリートの押抜きせん断破壊となるが、補修材と既設床版の一体化による板剛性によって破壊領域が拡大し、下面ひび割れ密度が増加することが確認された。また、補修厚さによる破壊性状の差異は見られなかった。疲労寿命については、補修材の種類によっては破壊時の等価走行回数が無補修供試体を上回る結果となり、床版上面に断面欠損のない母床版まで疲労寿命の回復が可能であることを示した。 |
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