作成年度 | 1995年度 |
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論文名 | 「ITS」って一体何ですか? |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1996/01/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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防災雪氷研究室 | 加治屋 安彦(KAJIYA Yasuhiko) |
抄録 |
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先進の情報通信技術を道路交通に適用することで、道路が抱える様々な問題、例えば安全・渋滞・環境などの諸問題について、その解決を図ろうとする「ITS(高度道路交通システム)」を、現場の視点からとらえ、その本質を論じている。ITSを導入することは、道路管理のクオリティを決定的に向上させ、道路行政機関は単に道路という構造物を建造する機関から道路交通システムというサービスを提供する交通機関にまでなること、また一番考えなければならないのは情報システムなどに関する知識などではなく、むしろその使い方の話、つまり人や体制の問題であることを述べている。[*]さらにITSの技術は、北海道のように冬期の滑りやすい雪氷路面や雪による視界不良により、スリップ事故や多重衝突事故が深刻な問題となっている地域にこそ必要であり、潜在的にインパクトの大きな技術であることを強調している。また、現在、開発土木研究所で検討を進めている「ITS/Win研究計画」について、そのコンセプトや技術開発の現状を紹介している。 |
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