作成年度 | 1995年度 |
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論文名 | 異なる4圃場での改良山成工による造成中および造成後の土壌物理性の変化 |
論文名(和訳) | Changes in Soil Physical Properties of Four Different Fields during and after Upland Reclamation That Involved Grading |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1996/01/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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土壌保全研究室 | 石渡 輝夫(ISHIWATA Teruo) |
土壌保全研究室 | 沖田 良隆(OKITA Yoshitaka) |
土壌保全研究室 | 宍戸 信貞(SHISHIDO Nobusada) |
抄録 |
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土壌の異なる4ヵ所の改良山成工造成地(斜里:祖粒質な未熟火山性土、共和:細粒質な褐色火山性土、北竜:中粒質な酸性褐色森林土および当麻:中粒質な暗色表層酸性褐色森林土)で造成中および造成後の土壌の性状を調査した。[*]1)埋没腐植層も表土扱いされた斜里を除き、表土扱い層は未耕地のA層とB層に由来し表土扱い作業によりいずれも構造的に劣化し、容積重が増加し、粗孔隙(CP:0~-6.23kPa)量と易有効水分孔隙(EAW:-6.23~-100kPa)量が減少し、土壌圧縮が進行した。[*]2)土壌の乾燥時に施工が行われた共和と当麻では、1度の耕起砕土によりCPは回復したが、EAWは回復しなかった。両圃場でのEAWの回復はCPよりも小さく、この対策は今後さらに考究されるべきである。[*]3)膨潤性年度を含み、湿潤な時に施行された北竜では、造成後の8年間にCPとEAWはほとんど回復しなかった。また、この期間に表土扱いの下部層では、-1.57MPa以下の孔隙減少を伴う脱水収縮が進行した。したがって、造成工事は施工時の土壌水分に留意すべきである。 |
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