作成年度 | 1995年度 |
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論文名 | 遠心力載荷装置による泥炭の圧密沈下実験(その2) |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 地盤工学会北海道支部平成7年度年次学術報告会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1996/02/07 ~ 1996/02/08 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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土質基礎研究室 | 日下部 祐基(KUSAKABE Yuki) |
土質基礎研究室 | 西川 純一(NISHIKAWA Jun’ichi) |
土質基礎研究室 | 坂野 俊一(SAKANO Shun’ichi) |
抄録 |
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泥炭の圧密沈下解析には、Terzaghiの圧密理論が適用できないことが指摘されている。筆者らは、これまでに適用できない原因として、圧密係数の変化を考慮した三笠理論の適用性の検討や、室内圧密試験と実際の現場条件の違いを考慮した実験を行い検討報告した。しかし、これらの検討結果でも圧密理論が適用できない原因の明確な結論が得られていないのが実情である。本報文では、もう一度原点に返って室内圧密試験結果を見直し、これに実現場の応力状態や排水条件を再現した遠心模型実験を行い比較検討した。その結果、圧密度と圧密時間から逆算して求めた擬似透水系数は、同一間隙比で一定にならず、これは泥炭が透水係数の異なる物質の複合体と考えると理解できることなどが明らかになった。 |
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