作成年度 | 1995年度 |
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論文名 | 近年の道路被害と地震波形記録の相関について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 土木学会北海道支部年次技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1996/02/08 ~ 1996/02/09 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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構造研究室 | 島田 武(SHIMADA Takeshi) |
留萌開発建設部 | 吉田 紘一(YOSIDA Kouichi) |
構造研究室 | 岩渕 武(IWABUCHI Takeshi) |
抄録 |
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地震動と被害の関係に資する基礎資料を得る目的で、統計的に北海道の地震動を分析し、その値と被害との相関係数を求め、被害の発生に対する地震動の特性について、様々な要素で検討している。そこで、本論文では、平成5年から平成6年までの間に発生した、大規模地震の被害状況とその地震で得られた加速度記録を用いて被害との相関を検討し、取りまとめている。尚、地震動の距離減衰特性は北海道地域で得られた記録より求めて、被害箇所の地震動を推定している。この結果、被害と震央距離の相関は低いが地震動と検討すると、加速度が100gal以下の箇所では被害の発生割合が非常に低くなると思われる。今度は、地質や地形等の物理的条件や被害の発生した構造物の固有周期やその被害箇所での周波数特性等の解析的条件を加味した指標と比較検討して行くことが、迅速な被害対応にとって重要である。 |
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