作成年度 | 1995年度 |
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論文名 | 凍上性路盤の判定法 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 北海道開発局技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1996/02/20 ~ 1996/02/22 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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地質研究室 | 鈴木 哲也(SUZUKI Tetsuya) |
地質研究室 | 磯田 卓也(ISODA Takuya) |
地質研究室 | 高橋 孝夫(TAKAHASHI Takao) |
抄録 |
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北海道のような寒冷地においては、道路の設計に際して冬期間における地盤の凍上性を考慮する必要がある。岩盤の性状は凍結融解作用などの影響による岩盤状態の変化に伴って経年的に変化するものであり、岩盤の凍上性はそれを考慮して判定されるべきである。[*]本報告では、岩石の固形試料を用いた凍上試験結果などをもとに、飽和比重・吸水率・P波伝播速度を指標として新鮮な岩盤の凍上性有無の境界を示した。また、凍結融解による劣化の進行は岩石の物理性よりも力学性に大きく左右されるようであり、岩石の耐久性の指標としては一軸圧縮強度が最適であることがわかった。[*]さらに、凍結融解作用などにより劣化した岩盤を想定して岩石の粉砕試料の凍上性についても検討を行ったが、固結度の低い軟質な岩石ほど凍上しやすいという一般的な傾向はみられたものの、新鮮な岩盤の場合のような明確な凍上性有無の境界は認められなかった。 |
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