国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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発表 振動流場での二枚貝の放出限界と潜砂限界

作成年度 1996年度
論文名 振動流場での二枚貝の放出限界と潜砂限界
論文名(和訳)
論文副題
発表会 海洋開発論文集
誌名(No./号数)
発表年月日 1996/07/05
所属研究室/機関名 著者名(英名)
水産土木研究室谷野 賢二(YANO Kenji)
北海道大学工学部山下 俊彦(YAMASHITA Toshihiko)
港湾研究室明田 定満(AKEDA Sadamitsu)
北海道大学大学院工学研究科木下 大也(KINOSHITA Hiroya)
北海道大学大学院工学研究科和田 彰(WADA Akira)
抄録
重要な水産資源であるウバガイの増殖技術開発として、冬期の高波浪によるウバガイの稚貝の減耗を振動流装置を使い測定した。その結果①貝の潜砂限界速度は、速度の大きい貝ほど大きいことが分かった。②貝の潜砂速度は一定水温の下では穀長に比例し、水温5℃~20度の範囲では水温低下とともに潜砂温度は減少することが定量的に分かった。③貝は穀長が小さいほど、波高が高いほど、また水温が低いほど、砂上へ出され易くこれが冬期波浪による稚貝の減耗の重要な要因の1つと考えられた。
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